こんにちは、pianissimoです。
今日は第4回の第2種電気工事士実技試験の実習を受けてまいりました。
今回は複線化が最難関といわれている問題No.10の施工を行いました。
今まで合格を出したことはありませんでしたが、
果たして今回は合格できたのでしょうか。
今回の記事ではNo.10の率直な感想と、私なりの対策法についてお話ししていきます。
No.10の複線化について
今回施工したNo.10は配線図の複線化が全13問中最難といわれています。
(これが一般的な評価なのかは存じ上げません。私のメンターがそのように言っておりました。)
しかし、必要な機材を準備していると「あれ?ケーブル短くね?」と思いました。
他の回路ではVVF1.6mm 2心線のケーブルは、例えば1250mm必要だったりするのに、
今回の回路では650mmしか支給されませんでした。
ケーブルが短いのに難しいってどういうこと??
と恐る恐る配線図を見ると、
確かに今までの回路より難易度が高いなと思いました。
特に難易度が高かったのは同時点灯のパイロットランプでした。
わたり線を駆使しなければ足りなくなってしまうシビアなケーブル長だったため、
埋込連用器具のわたり線用の穴をたくさん使うことになりました。
結局複線化の作業だけで10分くらい消費してしまいました。
複線化最難は伊達じゃないですね!
でも初見でなければ冷静に複線化できるかなと思いました。
施工してみて
施工自体は他の問題に比べて簡単な印象でした。
というよりも切るケーブルが少なかったので楽でした。
圧着も2つしかしませんでしたし差込形コネクタが支給されたのもありがたいですね。
ただ、今回の施工ではトラブルが相次ぎました。
まずケーブルの長さを100mm短く切ってしまいました。
何度測っても100mm足りなかったので焦りましたね。
この確認作業で1~2分ロスしてしまいました。
そして線が短すぎて圧着で苦労しました。
また、ランプレセクタプルの接地側ねじがガバガバになっていて
いくらねじを回しても一向に締まっていかないので慌てました。
ゆるい締めで許していただきましたが、これも大きな時間ロスになりました。
本番では新品を使えるでしょうから落ち着いて施工しましょう。
最後に圧着を済ませた後、わたり線をつけていないことに気づき余った線を探したのですが、
どこにもなく、詰んだかと思いました。
結局、最初にケーブルを切断する際に道具箱にあまり線を入れていたのを
私が忘れていただけでした。
慣れないことはするものではないですね。
結果
前述の様々なアクシデントが重なり、今回は49分かかってしまいました。
アクシデントに対応できるように精進しなければなりませんね。
今まで時間を短縮できていたので悔しいですね。
配線の方もミスがありました。
注意していたわたり線を一本つけ忘れてしまったのです。
複雑な回路であることの影響でしょうか、ミスがミスをよぶ悪循環になってしまいました。
時間・配線ともにNGでしたので次回から気張って臨みます。
今後は配線時焦らず冷静にできるよう練習を重ねていきたいです。

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