今日もお疲れ様です、pianissimoです。
今回は元プロサッカー選手の中澤佑二さんについてです。
30代後半まで現役選手としてJリーグで戦い続け、常に出場し続ける鉄人という印象があります。
12月24日にテレビ東京で放送される
『一流アスリート426人が目撃!昭和平成令和スポーツ伝説の試合ベスト10』
に出演していることから、私も中澤佑二さんの現在の生活が気になり調べてまとめてみました。
中澤佑二さんの現在について知りたい人はぜひ最後までご覧ください。
サッカー選手中澤佑二のプロフィール
プロ契約まで
中澤佑二さんは1978年2月25日に埼玉県・吉川市に産まれました。
サッカーを始めたのは小学校6年生の頃だったそうです。
有名なプロサッカー選手は小学1~2年生からサッカーを始めていることが多いです。
例えば本田圭佑選手は小学2年生のときにはサッカーに触れ始めていたり、
長友佑都選手は小学1年生からサッカーを始めています。
久保建英選手はなんと3歳から東京都稲城市の坂浜サッカークラブでサッカーを始めています。
これらの例から見ても、スター選手は早くからサッカーに触れていることが分かりますね。
そんな中で中澤佑二さんは小学6年生からの参戦、あまり早くはないスタートだと言えるでしょう。
その後埼玉県立三郷工業技術高等学校に進学するも、特にサッカーの名門校ということではなかったため、ブラジルへのサッカー留学を計画します。
ブラジルのサッカークラブ・アメリカFCに加入し、次第に頭角を現していきます。
帰国後は数年間母校のサッカー部で練習を重ねて、ついにプロサッカークラブのヴェルディ川崎に練習生契約で加入します。
練習生契約ではプロの練習に参加できるものの、資金援助は一切なく、必要な経費をクラブに支払うことで成立しています。
自宅のある埼玉県吉川市から練習場のある東京都稲城市まで片道2時間をかけて練習に参加していたそうです。
練習生でいる間は当然お給料はありません。
そんな中でプロを目指して努力し続けた中澤さんのメンタルはすさまじいですね。
練習生時代の試合では、元日本代表の三浦知良と対峙したこともあるようで、
その際執拗な密着マークをしていた中澤さんに、三浦さんが、
「ふざけんじゃねーよ、こっちは試合があるんだよ」と注意したとき、
「こっちは生活が懸かってるんだよ」と言い返し、それが話題となりプロ契約を勝ち取ったと後のテレビ番組で明かしていました。
このような執念があるからこそ、スタートの遅れがありながらもプロ選手になることができたのでしょう。
プロになって
1999年にヴェルディ川崎からプロ入りを果たしました。
同年4月には初得点を決め、Jリーグ新人王に選ばれます。
シドニーオリンピックではU-23サッカー日本代表として招集され、活躍しました。
2002年には横浜F・マリノスに移籍し、2004年にはJリーグMVPに輝くなど活躍は日本中に伝わっていきました。
2017年にはFP歴代1位となる140試合連続フル出場を果たします。
その後も連続出場は続いていき、2018年8月の鹿島アントラーズ戦でベンチ外となるまで178試合連続出場という前代未聞の記録を打ち立てました。
2019年1月、中澤さんは引退を表明しました。
横浜F・マリノスからは契約延長の打診もあったようですが、本人が希望していたように40歳での引退となりました。
中澤さんはの引退コメントでは、
自分の中では、プロ20年目となる昨シーズンを一つの区切りとして考え、全てを出し切るという思いで最終戦まで走り続けました。そしてシーズンを終え、改めて自分の思いを整理した中で、やはりこのクラブでユニフォームを脱ぎたい、そしてそれが横浜F・マリノスに対して一番の恩返しになるんじゃないかなという思いになりました。
中略
もがき苦しみ、がむしゃらに掴み取ったプロ生活。来年もF・マリノスで現役を続ける選択肢もありましたが、最後は”中澤佑二”らしく、自分の決断を信じ、1ミリの後悔もなくピッチを去ろうと思います。
と述べていました。
サッカーを始めてから約30年、人生の大半をささげてきたサッカーからの引退を「1ミリの後悔もなく」決断できるのは流石だと思いました。
中澤佑二の現在は?
中澤さんは20代の頃に結婚していますが、お相手の年齢や顔、職業などは分かっておりません。
2人の間には、娘が2人おり2人ともラクロスをやっているそうです。
・ラクロスとは
スティックの先に網がついた道具を使い、ボールを相手のゴールに入れることを目的とした団体競技です。
娘2人はラクロスプレイヤーで2019年度のラクロス女子19歳以下日本代表チームに選出された有力選手なようです。
そして中澤さんはサッカー引退後、ラクロスのコーチをしています。
娘たちのラクロスを応援するための転身だと言われています。
ラクロスのルールはサッカーに通ずるものがあるため、中澤さんの豊富な経験を生かして指導を行っているのでしょう。
まとめ
今回は元サッカー選手の中澤佑二さんの現在についてまとめてきました。
中澤さんは、遅いスタートからでも不屈の精神で進み続け、日本の最前線まで駆け上がりました。
プロ入り後も並外れた頑丈さで連続出場を果たして活躍し続けました。
彼の生きざまには勇気づけられますね。
彼のこれからの活躍にも期待ですね。


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