こんにちは、pianissimoです。
年の瀬に際して寒い日が続いていますね、皆さんは体調大丈夫でしょうか。
今回は元プロ野球選手の栗山英樹さんについてお話ししていきます。
栗山さんといえば、2023年のWBC(ワールドベースボールクラシック)で日本代表を優勝に導いた監督のイメージがあります。
12月29日放送の『タモリステーション』に出演されていたことから栗山さんの現役時代の活躍や現在の役職について気になり調査しました。
この記事では、栗山さんの現役時代の活躍や現在は何をしているのか、WBCでの大谷翔平さんとの関係などをまとめていきます。
栗山英樹さんのことを深く知りたい方はぜひ最後までこの記事を御覧ください。
栗山英樹さんのプロフィール
栗山英樹さんのプロフィールは、週刊ベースボールonlineより見ることができます。
以下はその抜粋です。
生年月日 1961年4月26日
身長 174cm
体重 72kg
出身 東京都小平市
経歴 創価高校→東京学芸大学 教育学部A類保健体育学科
栗山さんは東京都の超名門校 創価高校の出身です。
栗山さんは中学生までの活躍から、創価高校にスカウトを受けます。
創価高校は硬式野球の名門でもあり、日本ハムの田中正義選手、池田隆英選手や巨人の門脇誠選手を輩出しています。
その後栗山さんは東京学芸大学に進学します。
創価高校出身のプロ野球選手は、そのまま創価大学に進学することが多いです。
しかし栗山さんは父親の、野球の指導者になったらどうかという助言から東京学芸大学に進学します。
大学では教育学部に所属し、在学中に小学校、中学校、高校の教員免許を取得しています。
野球の指導者としての道を開きながらプロ野球選手としてヤクルトスワローズに入団します。
栗山英樹さんの現役時代
プロ入り2年目の1985年に栗山さんはメニエール病に罹ってしまいます。
メニエール病とは、内耳の障害によって引き起こされる病気で、突然のめまいや耳鳴り、聴力低下、耳の圧迫感などの症状が特徴です。
当時2軍に在籍していた栗山さんはこのメニエール病を発症し、試合中に突然のめまいに襲われます。
「地面が揺れ、ボールが2つにも3つにも見える。」
などと話していたようです。
さらに、日常生活では特に耳鳴りがひどく、寝不足が続いたと言われています。
1軍と2軍の境目にいた栗山さんは、その後症状を隠して試合に出場していました。
その後、より重症の子供を見て自身の甘さを恥じ、より一層練習に励むようになりました。
その後は1988年に打率.033を記録するなど活躍するものの、メニエール病は好転せず、29歳の若さで現役を引退しました。
メニエール病という、スポーツ選手にとって重大な病気を抱えながらも打率3割を超える活躍をするのは、凄まじい精神力だと思いました。
日本野球機構の発表によると今期の3割打者はセ・リーグで2人、パ・リーグで1人います。
1チームに打者9人、12チームあるプロ野球の中で今期の3割打者はたったの3人しかいないのです。
いかに高い壁なのかが分かりますね。
不安定な体調の中3割打者に輝いた栗山さんはやっぱりすごいですね。
現役引退後
1991年から2011年の間は野球解説者としてテレビ各局に出演していました。
2004年から白鴎大学の助教授として働き始めます。
2008年には教授まで昇進し、経済学部教授として教鞭をふるいました。
詳しくはこちら
2011年、梨田昌孝監督の後を継いで日本ハムファイターズの監督に就任しました。
その後は2021年11月まで日本ハムの監督を務めます。
2016年に日本ハムを球団としては10年ぶりとなる日本一に導きますが、その後は新型コロナウイルスなどの影響で結果は振るわなかったようです。
日本ハム監督引退1か月後の2021年12月2日に野球日本代表監督に就任します。
2023年3月、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で見事日本代表を優勝に導きました。
現在は日本ハムのCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)に就任し、球団運営とチーム編成の役割を担っています。
大谷翔平さんとの関係は?
栗山さんは日本ハム監督時代、選手であった大谷翔平さんと交流がありました。
大谷選手の代名詞でもある「二刀流」は栗山監督が勧めたものだそうです。
「前例なんて関係ない!君ならできる」と、迷う大谷選手の背中を押しました。
この出会いによって「二刀流」大谷翔平が誕生したのだと思うとまるで奇跡のようですね。
2023年のWBCの日本代表チームで、再び監督と選手の関係となりました。
栗山さんはWBCについて、
選手たちが命を削って向かっていってくれてる。
出典 日刊スポーツ
WBCに何に感動したかって言うと、あんなに一流の選手たちが一生懸命にやる姿。これが、人は一番感動するんだと思った。
と述べました。
大谷さんがWBCの決勝で見せた最後の投球、日本の優勝が決まった瞬間素人ながらに私も感動しました。
グローブや帽子を投げた大谷さんと抱き合う栗山さんの心中は計り知れませんね。
まとめ
栗山英樹さんは現役時代メニエール病を患うも、3割打者になる活躍を見せます。
その後は日本ハムの監督として日本ハムを優勝に導きました。
現在は日本ハムのCBOとしてもう一度日本ハムの運営に携わっています。
これからの栗山さんの活躍に期待ですね。

コメント