こんにちは、pianissimoです。
何か楽器を学びたいなと思ったとき、選択肢の上位に来る楽器の代表がギターでしょう。
私も高校に入学してから楽器を始めたいなと思ったときの第一候補がギターでした。
しかし、いざギターを買おうと思ったとき一つの疑問が浮かびました。
「アコギとエレキ、どっちを買ったらいいんだ？」
ギターには大きく二種類があり、アコースティックギターとエレキギターです。
アコースティックギターは、よく路上ライブで弾き語りをしているイメージがありますね。
エレキギターはステージでバンドが演奏している印象でしょうか。
この記事では、アコギとエレキの違いと、個人的に始めやすいと思う方はどちらかについて
お話ししていきます。
アコースティックギターのメリット・デメリット
アコースティックギターとは、
木材のボディを持ち、電気を使わずに生音で演奏するギターの総称のことです。
音はエレキギターに比べクリアで柔らかい印象があります。
私が買ったのはこちらのアコギです。
アコギの最大のメリットでありデメリットなのが、なんといってもその生音の大きさです。
アコギはそのパフォーマンスに他の機材を必要としないため、
始めるうえでの経済的な障壁が少ない他、
電気機器を使えない路上ライブでの弾き語りに適しています。
一方、生音の大きさをセーブすることはできないため、夜間の練習は憚られます。
せっかくの練習で近所迷惑におびえながら演奏するのは楽しくないですよね。
これは結構大きなデメリットになると思います。
また、演奏においては、一人で演奏する機会が多いのが特徴でしょうか。
一人での演奏は好きな時間に始められて、終えられるのが大きなメリットですが、
一緒に演奏する仲間がいないと、モチベーションの維持が難しいです。
定期的に発表の機会を設けてると、モチベーションを維持しやすく、継続的な上達に繋がります。
難易度はエレキギターよりも若干高いと思います。
アコギは、生音を大きく鳴らす楽器のため、エレキのものより弦が固く、
初心者が指を痛めやすいです。
ただ、継続的に演奏することで指の皮が固くなり、痛みを感じづらくなっていきますので、
最初さえ耐えればそこまで心配する必要はありません。
エレキギターのメリット・デメリット
エレキギターとは、弦の振動を電気信号に変換し、
アンプと呼ばれる増幅器に接続して音を出すギターです。
エレキのメリットは音質の多彩さです。
エレキギターにはエフェクターやアンプなどの外付けの機器で、
音を歪ませたり、音質を変化させて演奏します。
この歪みが、あのバリバリのかっこいい音に繋がっているんですね。
また、生音の大きさはアコギの比にならないくらい小さいので、
夜間や集合住宅での練習もしやすく、上達も早いでしょう。
エレキギターは初心者のうちから整った音が出やすいです。
これは何も分からない初心者にとって大きなモチベーションとなります。
あまりうまくなくてもかっこいいコード弾きができるため、練習が楽しくなります。
弦がアコギよりも柔らかく弦高も比較的低いため、
指を痛めづらく、「魅せる」弾き方も多いです。
この「かっこよさ」というのがとても重要で、
弾けるコードも少なく、指も拙い初心者にとってモチベーションの大きな軸になります。
逆にデメリットは、必要な機材が多く買いそろえるのによりお金がかかることです。
エフェクターなどもこだわり始めると青天井に資金が無くなっていきます。
しかし、機材にこだわるということは熱中していることの証明でもあるので
本人にとってはデメリットに感じないのかもしれませんね。
余談になりますが、エレアコ（エレクトリックアコースティックギター）というものも
存在し、電気信号で増幅することのできるアコギなのですが、
バンド演奏でどうしてもアコギを使いたい！というときに用いられます。
エレアコは、エレキのエフェクターを転用することもできるので、
エレキで始めてアコギにも興味があるという人は、エレアコという選択肢もあるということを
ぜひ覚えておいてください。
結局どっちがいいの？
個人的には、予算さえ確保できればエレキギターの方をお勧めします。
音の出しやすさ、モチベーションの維持の面で比較的容易ですし、
将来バンドで演奏するようなときも出張できますからね。
私もアコギを買ってから友人にバンドに誘われたのですが、
結局キーボードになりました。
もちろんキーボードもいいのですが、ギターの選択肢がなくなってしまうのは悲しいですよね。
アコギもエレキもそれぞれ良さがありますが、
最初はエレキギターの方が楽しく続けられると思います。
皆さんの輝かしい音楽のスタートを陰ながら応援しています！
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